アーパー栗の音楽概論

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help リーダーに追加 RSS 顎がギクッ(?)

<<   作成日時 : 2005/10/23 16:20   >>

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音楽用語にアゴーギクという言葉があります。

かなり昔の話ですが、吹奏楽コンクールで「アッピア街道の松」を指揮した経験があって、その時の審査員からの演奏評に「アゴーギクが足りない」というような事を指摘されました。

ご存じの通り、この「アッピア街道の松」は最初から最後まで一定のリズムが支配し、徐々に盛り上がって行って最後は壮大なフォルティッシモで終わります。「ボレロ」もそうですが、作曲者はテンポの変化を一切記述していません。

その当時(10数年前)の僕は、いかに作曲者の意図に忠実に演奏するかを第1に考えていた頃だったので、その「アゴーギクが足りない」に対して少なからず反発しました。

アゴーギク( Agogik )とは辞書によると、「演奏において、厳格なテンポから離れ、微妙な速度変化によって表情を与える方法。テンポ-ルバートなど。強弱変化を指すディナーミクと対をなす概念で、フーゴー=リーマンによる造語。緩急法。速度法。」とありますが、僕の考えでは「テンポ内でメロディーを揺する」事だととらえています。

少し乱暴な意見ですが、「アッピア街道の松」や「ボレロ」は指揮者は最初の一拍目を振り降ろしたら、後はもう何にもしないでいいのではないか。まあところどころでディナーミクと表情を指示するのは必要だけど・・・

単純なリズムの繰り返しは、脳内にある種の興奮物質を生じさせます。「ボレロ」やアフリカ民族音楽、そしてラテン音楽の最大の魅力はここにあると思います。

アゴーギク・・・最近は過去のトラウマからも開放されて、少しは理解できるようになりましたが、どうもこの言葉の響きがよくありません。

本当に「顎がぎくっ」とします。


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最近は演奏会が続いている。 一月に一回演奏会が行われると、練習量もそうだが、 頭の中の音楽Switchを切り替えるのに手こずる。 ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
楽譜に忠実に演奏する。。。
それが一番難しくて、一番重要なことと思っています。

楽譜通り吹いて欲しいから、作曲者も
必死で楽譜にテンポの指定や強弱記号を記譜するわけで。。。

その楽譜を通じて、数十年、数百年前に生きた作曲者と、Visionを共有できるなんて・・・。

いやぁ〜、音楽って本当に素晴らしいですね。
NAN
2005/10/25 19:18
NAN様、コメント有り難うございます。
本当にその通りで、作曲者の意図を酌み取る事が一番大事ですよね。
曲の解釈もひとりよがりだと、ただの我流になってしまいます。
いやぁ〜、音楽って本当に奥深いですね。
アーパー栗
2005/10/26 23:52

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